これ以上されたら心臓が壊れてしまいそうだった。



「これ以上は…駄目。心臓がどうにかなっちゃいそう。」



小五郎さんの顔が見れなくて、顔をうずくませた。



「…けど、僕はもう我慢の限界です。」



「わっ!」



小五郎さんにいきなりお姫様抱っこをされ、驚いた。



「キス以上のことはしませんから…キスだけさせてください。」



「…は、い。」



そのまま小五郎さんの寝室に連れて行かれ、ベッドに押し倒された。



「巳甘さん、愛しています。」



「あたしも愛してる。」



あたしは朝まで小五郎さんによって振らされたキスの雨を浴びた。