突然女の子がやってきて蛇を抱えた。



「そうだよね…。遅いもんね。何してんだろ…。あたし眠くなってきたよ。……った。」



蛇が尻尾で女の子の頬を叩いた。



痛そうだな…



「ご、ごめんちゃんと起きとくから!だって早く男の子がこないのが悪いんだよ?」



よく見たら女の子は蛇と話をしてた



「お兄ちゃんは一体何してるんだろ。迎えにいかせるとか言ってたのに…。沢山お菓子買わせてやろ。」



僕はそこで我に返った。



「ねぇ君って土方先生の妹の巳甘ちゃんだよね?」



「えっ…?あ!沖田先輩?もしかしてお兄ちゃんが言ってた男の子って…」




「僕の事だよ。さ、行こうか。またせてごめんね。」