「わぁぁ!龍馬さんだ!」



あたしは興奮して龍馬さんに思わず抱きついた。



「おわっ!びっくりするじゃき」



「えへへ。ごめんごめん。」



「巳甘はちぃとも変わらんのぅ。」



あたしは龍馬さんから離れた。



龍馬さんは名残りおしそうな目で見てた



「そう?だいぶ変わったんだよ?」




「それもそうじゃな。」



「でしょ?あ、そうだ。ねぇ龍馬さん。」



「どしたがか?」



「小五郎さんっている?」



「あー…。俺には分からんき。」




「そう…。」



(巳甘そろそろ行くよ。いつまで話してるつもり?)


「そっかそうだね。そろそろ行こうか。」



あたしは下にいた甘味を抱き龍馬さんの方に向いた。



「龍馬さん、またね。」



「また会うたらな。」



龍馬さんに手を振った後伊東さんに学校案内を再開してもらった。