椿龍が転校してきて三週間がたった。


舞子はあいつに夢中。私は納得できなかった。


「あいつのどこがいいの?」


私は舞子に問いかけた。


「我が道を行くところ......かな」


頬を染めながら話す舞子は、恋する目だった。