『そして、その生活に耐えられなくなった私は身投げをしました。


________。』



その身投げのせいで時代を超えたこと。



龍馬と以蔵に拾われたこと。



龍馬のせいで、総司に捕まった経緯。



_________今に至るまでの話をした。




『私の過去話はこのくらいにしておきます。



ここに来た理由を話しましょう。』



一息つき、龍馬、以蔵、土方、鴨、一と顔を見て話し始める。




『…騙していてすみません』




うつむきながら言うその声は少し擦れて震えていて黒羽の目の前にいる人たちに親たちと似たようなことを言われるのではないかと恐怖感に陥る。





何か言われるんじゃないかってビクビクする黒羽に龍馬は優しく微笑む。



黒羽は落ち着いた表情に戻り龍馬に微笑んだ。


その微笑みに隣にいた以蔵は少し顔を赤らめてそっぽを向いてしまった。