「玖龍、芹沢さんなら厠だ。

そんな不安気な顔をしているな。」



『うん。一。』


隊長である一,の言うことをきちんと聞く黒羽。



それを見て、



「まず、ここに壬生浪の人を連れてきた理由を聞こうかのう?」




黒羽は頷くがその前にと続ける。



『以蔵、その警戒心あからさまな殺気やめて。


それと鴨、そこに居るの分かってるから早く入って来て。』



以蔵は悪いと言って殺気をしまうが、警戒心はといていない。


鴨といえば、喉を鳴らしながら黒羽の隣に座る。



そんな鴨膝の上に黒羽は乗る←



以蔵と龍馬は鴨に殺気を向けるが黒羽が以蔵と龍馬を睨みそれはなくなった。



『まず、ここに…

寺田屋に来た経緯を話します。』



経緯(人を殺めたことから寺田屋に来たまでのこと)を話し終えるとそうかそうか、と龍馬がいうが

『こうなったのも龍馬のせい。


まぁ、置いといても問題ないか。


では…俺の…私の過去についてお話しします。』



こうして黒羽過去話がはじまる。