幼き頃を思い出していると、時間の流れは早かった。

現実から逃げたって意味はないし、受け止めるベキなんだろう。
だけど、過去は楽しくて…戻れたらいいなんて思ってしまう。

妙に虚しくなってしまった。

全て丸くおさまればいいのに。

ねぇ、おばさん。そう思うだろう?

でももう戻れないんだよ。無理なんだよ。


それがわかってるから。
だから、おばさんは泣いてしまったんだよね。