姉にすがるように。

叢雲さんはいい心地がしなかっただろう。

だけど、奏多はすごく嬉しそうな顔をしていた。

大好きな2人と一緒にいれるからだ。


叢「カイン……?頼むから、離してくれ……」



ひ「カ、カインちゃん……?//」



 「ひひっ、わかったよー……ふふっ」



ひ「なんか、嬉しそうだね……」



叢「そんなに抱きついたのが良かったのか?」



 「さあ、どうだろなー?(やっぱり、2人共大好きだな……)」


 笑いながら、奏多は階段を登っていった。

ちなみに、1階はダイニングやリビングに大きなお風呂もついていた。

そして、2階は大きな自室があった。右は男子の部屋で左が女子の部屋だった。

だが、住むのは4人のはずだが、なぜか部屋は6つあったのだ。

だが、3人はあまり気にせず好きな部屋を決めた。


 「むらさーんとひよりーん、決めたー?」



ひ「出来たら、むらさんの目の前がいいな……///」



 「って、言ってるけどどうするのー?(にやにや」



叢「俺はどこでもいいかな……」