「本当にいきなりだねぇww」

笑って流そうとしたのか。

彼にはつい2時間前に、私の昔の話をしたばかり。
それに、彼にはたくさんの女子がついて回る。
そもそも、女子は苦手って…

あぁ、いろいろやってしまった。





…でも後悔したところで、もう遅い。



時は流れているのだろうか。
そんな錯覚に襲われる。


苦しい沈黙がつづく。


「いるよ。」