何故あたしは微笑んだんだろう。


自分の誤った罪が重いのに、何で……


―日本界


あたし達が来た場所が何故か建物が凄かった。


しかもお城ではないけど、大きな建物が沢山あった。


その建物と建物の間の狭くて薄暗い場所に、あたし達は来たのだ。


「…!!人が沢山いる!!」

あたしと巫女ちゃんは人にばれないように恐る恐る建物やらを見物した。
人が映ってる謎の物体や、今あたし達が着てる格好と全く別な服を人々は着ていた。
しかも、髪の毛が変色している人もいて、何が何だか分からない。


「やっぱり、世界によって違うんだなー」


巫女ちゃんが興味津々な感じであたしに言った。


「そーだねぇ!これからどしよ…」