―あたしの強力な術で、世界経路を作った。

あたしの力がこんなに凄いなんて自分でもびっくりした。


余程あたしの憎しみと怨みが大きかったのかな…


人間は何かを抱えた事で変わる事があるけど、あたしと巫女ちゃんは別種になった。


あたしと巫女ちゃんは、陸さんと翰奈さんにお礼を行って、経路へ入ろうとした。


「未来は己の信じる力によって変わる事を忘れないでくださいね」


翰奈さんがあたし達に言って、 陸さんと一緒に微笑んだ。


あたしは何故か微笑んだ。
初めて誰かに微笑んだ。


あたしと巫女ちゃんは、別世界へ移った。