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「みずな、俺だ」





お風呂を上がり、自室で髪を乾かしていると、誠の声がした。






「なに」





誠は部屋に入ってくると私のベッドに座った。






「流、ちょっと」







流が部屋にいたので流を部屋から出した。





多分、誠は流がいたら出来ない話をすると思うから。






流に伝わったらすぐに成さんに伝わるからね。











「悪いな」





「あぁ」






流が出て行ったのを確認すると私は髪に当てていたドライヤーの電源を切り、机に置いた。








「日曜の事だろ」







私はそう言って誠に向いた。







「あぁ」