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放課後、今日は珍しく雲一つない快晴だった。
そんな日は、もちろん彼女から電話はかかってこない。
そして、「久々に一緒に帰ろう」という浩介の誘いで、今俺は彼の隣を歩いている。


「なあ、なんで綺麗って言われるの嫌なわけ?」


「は?」


突然振られた話題に、俺は首を傾げた。


「あれだよ、入学式に俺が蹴られた時の。
そういえば理由聞いてないなと思ってさ。」


「……」


言ってなかったっけ?と、俺はまた首を傾げた。

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