この手紙を読んで心が暖かくなった。 "私は独りじゃないんだ" と、そう思える気がした。 そして、病院を出た私は地図にのっているマンションに向かった。 着いてみると、とても大きなマンションだった。 まず、空いた口がふさがらない。 しかも、部屋は最上階でそのフロアには一部屋しかない。 お父さんはすっごいお金持ちなのかな? という疑問を抱いて自分の部屋に向かったのだった。