ブチッーーー...


「ん?何の音?」

「何かが切れた音な気がするけど...」

そーだよ、私の堪忍袋の緒が切れた音だよ!


「...馴れ馴れしく私の肩に触ってんじゃねーよ、クズが。汚らわしい。」

そう言って、先輩の手を私の肩から叩き落とした。

「え?」

最初は最初とはうって変わって態度の違う私に驚いたものの状況を理解した先輩達の態度が急変した。

「あぁ!?さっきから優しくしてやってたのに何頭にのってんだよ!!」

「優しくしてなんて頼んでませんが?」

と、私は嘲笑うようにして言った。