「ダメじゃないよ。
もうかわいすぎて今すぐキスしたい」




「えっここでは……」




「うん、だから駅裏行こう」





そのまま駅裏に連れて行かれ、先輩が満足するまでキスを繰り返した。



先輩って本当にキス魔。


だけど、そんな先輩は嫌いじゃない。







「これから毎日来ますね!」



「いや、危ないか……」





冬に近づいてきて朝も暗いから、先輩は断ろうとしたみたい。



だけど、先輩を真っ直ぐに見る私に続きの言葉を飲み込んだ。





「頼むわ」



「はいっ」