私はどんな部屋なのか?
自分なりに思考し想像をした。


でも私の想像した部屋とは全く違うと言う事を部屋に案内された時に絶句とも思える部屋だと言う事をこの時、私はまだ知らなかった。


そして自分の血を使うと言う事も…




私はどんな部屋なのか?興味が沸き祖父と父に私が入っていいのか?尋ねると。



「儀式を済ませないであの部屋に入るのはとても危険だと思うんだがな…。それに奏はまだ術を殆ど会得してない状態だからな…。どうだろう?お父さんの意見はどうですか?」

父は祖父に聞いた。



『地神が奏に色んな話をしたと言う事はやはり奏を選ばれし者。当主と認めたからだろう…。だから儀式を済ませればあの部屋に入るのはOKだろう…。』


祖父が言った。



私は父と祖父を観て儀式が済めば私は廊の奥にある部屋に行けると言う事であれば私は儀式を受けあの部屋に入って地神の捜してる玉の手掛かりを探したいと申し出た。



【お主、本当にそれでいいのか?儀式は二十歳の成人式が済んだ後にすると儂は昔お主の先祖から聞いた事があるゾ?】


地神が頭の中に話し掛けて来た。