父と祖父は素知らぬ顔をしながら手掛かりを探してたけど…

結局これと言った物が見付からず玉が何処にあるのか?

振り出しに戻った。



私はお経と一緒に奉納された玉は代々、九条家が奉納し奉ると地神から聞いたので家に何か?ヒンとがあるんじゃないかと思い祖父に話をした。


祖父は驚いた顔をしてたけど一刻も早く玉を見付けるには地神が言った古文書に目を通しそしてヒントに成る様な事を見付け探る事が先決だと告げた。



『古文書か…。』


祖父は何故か?気が進まない感じだった


何故かは私にも解らない。
でも明らかに祖父は嫌な態度を取ってる



あの廊の奥に古文書が置いてある。

それは私も知ってた事だから…



祖父の態度に不信感を覚えた私は父にも同じ事を言うと…



「古文書な…。」


父も明らかに態度が違い二人とも何故か黙ってしまった。


あの廊の奥にある古文書や他の物が置いてあるあの部屋に何か秘密があるのか?それとも調べるのが嫌なのか?

私には解らないけど明らか二人の様子と態度が変貌したのは目に見えてあからさまに解った。



一体あの廊の奥に何があるの?