祖父に注意を受け私は我に返り…



温泉旅館で女の子が生まれないと言う事は致命傷になる…

代々、女将に成るのはその家で生まれた女の子が女将に成る事を小さい時から教育されて女将に成ると聞いた事があったから…


先代から既に女の子が生まれず男の子ばかり生まれると言った大女将に祖父がそれも一種の呪われてると言う事に成るんですよ…。
とまた大女将に説明をした。



こんな所にまで…


私は何も言えず…

ただ祖父と父そして大女将を観て話を聞いてた。



そして…



父が私にその台帳を手渡した時…



【パァ~ン!】


と何かが?

叩く様な音が響き渡った。



・・・・・・・。


音の後…


【それに触れるな】


と声がし…


【返せ!それを返すんだ!返せ!】


と声がした。



祖父が身の危険を察したのか?

咄嗟に印を結び声は聞こえなく成った。



私が触れた途端、騒ぎ出したモノ達…

ここにヒンとが隠されてるに違いない…

私は中を観て行き最後のページに辿り着いた時…



「あぁ~!!」



と大きな声を出した


父がどうした?
と聞いて来たので私は父に台帳を見せ説明した。