私の意志はもう決まってた。


後はいつ?何処で?四神に話をするか?だけだった。



祖父との事…


九条家の呪われた運命…


それに翻弄される人達…



全ての元凶の源は九条家の巫女であった【奏】に纏わるもの


私自身の事…


私がこの世に産まれてこなければ…

鎧を愛する事も…

争いも…

無くなる…



……………………。



私は何度…

こんな事を繰り返し考え悩んだか…

数えきれない程、私は悩んだ…


私自身の悩みとして



私の悩みとして…



私は高校も卒業して18歳に成り色んな事を考え想いそしてみんなを観て来た。



観てて思った事…



やっぱり【奏】を中心にし九条家が回ってると言う事…

そして…

四神達も【奏】を中心にして物事が動いてると言う事が解った。




もう解放してもいいんじゃ無いの?

もう古の事なんて全て封印してしまったらいいんじゃ無い?


私の想いは日に日に増して来て…


そして私が原因で今が結果であるのであればその原因を除けば結果は違った物に成る。

同じ過ちを犯す事なんてない…



歩んじゃいけない事なんだ…