神を産む私…



有り得ない体験をする私…



ファンタジーと言うのか?
なんと言えばいいのか?


人が聞けば夢物語でしかない…



でも真実…



異様な体験を…
出産したと言う事実は消す事は出来ないんだ…



本当に地神は大丈夫なのか?

それが一番の気掛かりだった…



嫌に成らないか?

また同じ様な気持ちに成らないか?

同じ過ちを犯さないか?

凄く心配だった…



そして私は子供を新天地に送り出す様な母親の気持ちへと変わっていた。



私はやっぱり母親に成ってたんだ…


実体が無いとは言え地神を産んで地神を自分の子供だと認識してるからこそ私は地神が心配なんだ…


地神…


同じ過ちだけはしないで欲しい…



私はもうこの世に産まれて来ない様に封印をする事に決めてるから私の中に返る事がもう無く成ってしまう…


だから…


お願い…


同じ過ちや考えをしないで欲しい…



私は地神に祈る様に想いを寄せた。