もし…


鎧の所へ行けないとしても…


私の魂の半身は鎧の元へ返してあげたいと思ってる…


魂と魂が呼び合いそして今に至ってるのだから…


鎧の元へ返してあげるのが一番いい事なんだと…


そして永遠に四神を封印し【奏】が生まれて来ない様に術を解除して貰い【奏】を未来永劫。永久に再び復活しない様に鎧と約束を躱したいと思ってる…


鎧にもう逢えないのは確かに辛い…



でも魂は鎧とずっと永遠に一緒…


鎧が生き続ける限り【奏】の魂は鎧の中で永遠に生き続け二度と離れる事なく私は鎧の中で鎧だけを想い鎧だけを愛し鎧だけを見詰める事が出来る。



私はそれでもいい…


そう想ってるから…


ようやく魂の半身に出逢い惹かれ合い愛し合い一つに成りたいと私は願ってるから…



鎧の願いと私の願いは少し違う…



けど鎧も解らない神ではない…

私の話を聞いてくれるだろう…

でも答えはきっとNOだと思う…



鎧の願いは身も心も鎧の居る世界に私が行く事…

精神世界の中で姿を保ち鎧と一緒に生活をする事…



私と鎧の願いや想いは少しづつずれてきている…