【白虎。いや…。儂の父よ。母の中へ時が来るまで眠れと言う事なのか?】


地神の話を聞き私は目が点に成り…



白虎が父で私が母?


私の中で地神がその時まで眠る?


一体どう言う事?



【そうだ。我の息子藕地よ。うぬは我の妻、奏の中に戻りてまた生まれ出よ。】


白虎が地神に言った


【解った。父よ約束しょうぞ。母の中へ母の命の源へ返りまたいでよ。】


地神は白虎と約束をしそして温泉旅館の中に居たモノ達と大女将に対する怨念を消しそして自分の中の怨む魂を消し去った。


陣の中に居た大女将は陣の中で気を失ってしまった。



そして地神が私の方へ来て…



【母じゃ…。私を受け入れてくれるか?私の罪を母じゃは赦してくれるか?】


地神の質問に…


私は地神を抱き締め赦すも何も貴方は私と白虎。鎧の息子なんだからいつでも私の処へ帰って来なさい。

と告げた。



【母じゃ…。有り難う。父じゃと仲良く暮らして…。藕地は父じゃと母じゃから生まれて来て嬉しかった。】


地神は笑ってそう言うと私の中に…

命の源と呼ばれる子宮へと消えて行った



私は泣いてた…