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*月野 結愛(つきの ゆうあ)*
中学2年生 14歳
お尻まであるちょっとくせっ毛の金髪とアイスブルーの瞳が特徴的。
元気で明るい女の子。おっちょこちょい。
勉強が苦手。夜空を見上げるのが好き。
ロマンチックな恋に憧れてる。
本人は気づいていないが、実はモテモテ。
マンションで1人暮らし。


*王野 翔也(おうの しょうや)*
高校2年生 17歳
真っ黒の髪の毛にネイビーの瞳のイケメンボーイ。
見た目はクールで近寄り難いけど、喋ってみると優しい。
勉強、スポーツが得意。
マンションで一人暮らし。


*水野 未來(みずの みく)*
中学2年生 14歳
黒のショートヘア。ブルーの瞳がチャームポイント。
知性的で頑張り屋さん。好きな場所は図書館。本を読むのが好き。成績は学年トップ。
普段は眼鏡を掛けている。結愛と同じクラス。


*火野 麗華(ひの れいか)*
中学2年生 14歳
真っ黒のロングヘアに赤色の切れ長の瞳。
最初は人見知りして、無口で無愛想。仲良くなると笑顔がたえない。友達作りが苦手。周りを見て判断できる。
父親が総理大臣だから、お嬢様。
お嬢様の学校に通っている。



*草野 愛花(くさの まなか)*
中学3年生 15歳
茶髪の髪の毛をポニーテイルに結んでいる。
グリーンの瞳が特徴的。
剣道部でいろいな大会を勝ち抜いた優勝者。
スポーツが大好き。得意な事は料理。


*金野 美奈子(きんの みなこ)*
中学3年生 15歳
背中まである茶髪に黄色の瞳が特徴的。
明るく活発な女の子。
バレーが得意。
勉強が少し苦手。
幼い頃にイギリスで暮していたから英語が話せる。


*プリンセス・セレニティ*
月の王国、シルバー・ムーンのプリンセス。
地球の王子、プリンス・エイドリアンと恋に落ちる。
月から見える青い星、地球が好き。
心優しい。暖かいオーラを漂わせてる。
月野 結愛の前世。


*プリンス・エイドリアン*
地球のプリンス。
月の姫、プリンセス・セレニティと恋に落ちる。
闇の中を優しく照らす月が好き。
王野 翔也の前世。


*クイーン・セレスティア*
月の王国、シルバー・ムーンのクイーン。
プリンセス・セレニティの母親。
心優しい。暖かいオーラを漂わせてる。



*ブルース・レチュア*
プリンセス・セレニティのガーディアン。
水、氷、霧、バリアーの能力を使える。
水野 未來の前世。


*ファイアー・チェーシー*
プリンセス・セレニティのガーディアン。
炎、炎の矢、火の粉、バリアーの能力を使える。
火野 麗華の前世。


*グリース・ジャスミン*
プリンセス・セレニティのガーディアン。
花吹雪、鶴(つる)、地、バリアーの能力を使える。
草野 愛花の前世。


*ゴールド・シャンシャン(リーダー)*
プリンセス・セレニティのガーディアン。
ビーム、雷、チェーン、バリアーの能力を使える。
金野 美奈子の前世。


*エラ(猫)*
女の子。プリンセス・セレニティのパートナー。
月の王国、シルバー・ムーンからやって来た。クイーン・セレスティアの使命で地球へやって来た。


*アリソン(猫)*
男の子。クイーン・セレスティアのパートナー。
月の王国、シルバー・ムーンからやって来た。クイーン・セレスティアの使命で地球へやって来た。





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あなたと私は、遠い昔から出会っていた。


前世の時から────。


結ばれない運命だとしても、


儚(はかな)い恋だとしても、


ずっとあなたを想い続けます。


そう、また出会ってしまったのです。


生まれ変わって、


地球という地球(ほし)で────。



そしてまた、一目見て恋に落ちるのです。


でも、再び闇が潜み始めるのです。


そして、また あなたと共に 闇と戦う。


どんなに残酷な世界でも、


私はあなたを想い、愛するわ。


どんなにこの身が滅びようと、


地球(ほし)を守り抜くわ。


2度と悲劇を起こしてはならない────。



♡結愛side♡


「うぎゃー!遅刻するぅ〜!!」


私は今、物凄く走ってます!


「目覚ましセットするの忘れたぁーー」


走っていると、後ろから自転車がきて、私の横で"キィィィ"と止まった。


「結愛、乗れよ」


「えっ...」

自転車に乗っていた少年は、同じクラスの佐久間 幸太(さくま こうた)くんでした。


「いいから、乗れって!」


「う、うん...」


私は 後ろに乗り、佐久間くんの腰に腕をまわした。


「スピード出すから、ちゃんと捕まっていろよ」


「うん!」


それを合図に自転車が動き出した。



風によって ちょっと癖のついた髪の毛が暴れだした。


それから、風景が流れるように過ぎ去った。


学校について 自転車置き場へ行き、自転車を止めた。


「月野、走るぞっ!」


佐久間くんはそう言うと、私に手を伸ばした。


「えっ......手?」

「手、繋ぐの!ほら行くよ」


佐久間くんは私の手を掴んで 走り出した。


「...え、ちょっ......待って!...速い」


「走らないと遅刻するよ?それとも、遅刻してもいい訳?」


「ううん、遅刻は絶対ダメっ!」


「じゃあ、走っても文句ないよね?」


そう言って走り出した私達。


静かな廊下に私達の"ドタバタ"と足音だけが響いた。