ふ、と振り向き顔を見るとそこにはさっきのサングラスと黒いパーカーの男。

七加は唖然としてしまった。

「って、お前はぶつかってきたあの女!!」

「あなた…あの…怖い人!!!!」

つい叫んで後ずさりしてしまった。

「あってか、はい。」

男は七加が落としていたはずのチケットを渡した。

まさかの行動に七加は驚いた。