翌日

うーもうあとちょっとかぁ。
悲しい。蒼とも涼太とも会えなくなっちゃうんだ。
あれ…私泣いてる…。
「結衣ー!ってどうしたの⁉相談のるよ?」
「…っ、覚悟できてたはずなのにっ…。」

蒼は優しく背中をさすってくれた。

「…あのね、私病気なんだ。あと三ヶ月しか生きられないんだって。」
「もう、嘘はやめてよー。冗談キツイって」

そう言いながらも蒼は泣いてる。

「…ほんと?ねぇ!結衣!ほんと?治療は?なんで?」