「 ちょっと
  ついてきてよ 」




あたしは歩美とみのの
手をひっぱった


歩美とみのは
サキのほうを悲しそうな
顔をして見つめた



「 お前ら 椎名の
  とこ行くのかよ?!
  ただじゃすまねぇし!! 」






歩美とみのはサキを
無視してあたしの
目をみてきた



「「 うん。わかった 」」






あたしと歩美とみのは
屋上へ向かった