お母さんは眉間に
シワをよせる。


娘がつらいの。





助けなさいよ






「 縁起でもないこと。
  嘘つかないのよ!? 」








“ エンギデモナイコト
  ウソツカナイノヨ ”








「  もう、いいわっ  」



「 ちょっと?!あおい!! 」


あたしは 三階に戻り
ドアを強く閉めた。