「ぅ、うん。」

『私は愛沢 雫』

「雫か。 いい名前だな」

『そんなこと・・・ない』

この人なに?
でも、暖かい。

きっと暖房のせいね。
気のせいだわ。

「疲れたろ。先、寝とけ。」

『え、えぇ。ありがとう。』

そう言って私はソファに行く。

「おい。何してんだ。こっちだろが。」

フワァと体が浮いた。

『え?』

「お前軽すぎ。ちゃんと食ってる?」

食べてます。

『下ろして。』

「あぁ。」

トサッ

下りたところはフワフワのベッドだった。