カプセルタイプのものには付属のドールが必要である…出費がぁ…。
『あのぅ、お客様?どうかなさいましたか?』
アカウントにまで悩んでいる表情が出たようでショップ店員も少し困惑していた。
「え?あ、大丈夫です!ちょっと考え事をしていまして!もう、出来ましたか?」
テンパっているため口調が強くなってしまった。
『はい、出来ました、こちらです。』
店員に案内されて、店の奥に入って行った、一様試着室がある、ネットショップなのに変な設定。
入ってみると、注文したものはマネキンに着せられていた、袴なんぞ着たことは無かったが幸い(着る)と入力すれば済んだ。
「うん、いいかな…。あれ?チョーカー赤になってる…まぁ、いいかな。」
思えばチョーカーの色は選択してはいないような気がしたし、全て真っ黒だったら逆に変だろうか。
『どうでしょうか?まぁ、よくお似合いです。』
お世辞だろうがそう言われて悪い気はしない、何も着ていないよりましかな。
これにしようと思い会計を済ませようとする。
『お客様は、アンダーワールドに来たばかりですので、お代は結構ですよ。』
え?マジですか!初めて入ったのが服屋でよかった…。
「ありがとうございます。服が要るような事があれば、また寄らせて頂きますね。」
私は外へ出た、先程は余り周りを見ていなかったが、私よりも凄いアカウントが沢山いた、皆綺麗な顔をしていた、そんなことはどうでもいい私は、ぶらぶらと歩いていた。
「武器屋あるんだな、入ってみるか。」
ガチャッ
おぉ、禍々しいな…剣とか色々あるがどれもくすんで見える。
どれがいいかな?
『お客さん、武器をお探しかな?』
武器屋らしく無い細身の小柄な男性が奥から出てきた。
「はい、なんかいいのありますかね?」
武器のタイプはほとんど知らないため、店員に任せようと思った。
『そうですねぇ、こちらなんかいかがでしょうか?』
そう言って店員が指差した物は、真っ赤な刀身の二本の刀だった。
柄の部分には十字架がシンプルに刻み込まれていた、私好みの刀であった。
「これでいいです、おいくらでしょうか?」
早速買おうと思い、代金を聞く。
すると…
『いえ、お代はいりません、この店はもうすぐ閉店なので、貰い手が見つかった物は差し上げているんです。』
なんと、武器まで無料になってしまった、何だかタダで貰うのも嫌なので、一万ギロル払って行った。
ギロルとは、アンダーワールド内の仮想通貨である。
取り敢えず腰に刀を差し込み、街を歩いてみる、歩くたびに鈴がチリンチリンっと小気味良い音を出す。
ん?掲示板か⁈何の掲示がされているのだろうか。
興味があるため覗いてみる、大体はクエストなる物の掲示だった。
イマイチ興味が沸くクエストもないため、また街を探索した。
職業変更屋…そう言や私の職業はなんだろうか?
入ってみた、自分で選べるらしい。
剣士・ガンマン・遊び人・店員・警察・旅芸人・魔導士…
ううう、多いな…魔導士になろうかな、魔導士を選択し、千ギロル払う。
「初めて来たからよくわかんないけど、取り敢えず今日は、ここまでにして、明日またやろう。あ、その前にカプセル買わなきゃね。」
だいぶ前に開発された物のなので、今は値段もかなり下がっている、今まで頑張って貯めたお金で足りるはずなので明日買おうと決めた。
『あのぅ、お客様?どうかなさいましたか?』
アカウントにまで悩んでいる表情が出たようでショップ店員も少し困惑していた。
「え?あ、大丈夫です!ちょっと考え事をしていまして!もう、出来ましたか?」
テンパっているため口調が強くなってしまった。
『はい、出来ました、こちらです。』
店員に案内されて、店の奥に入って行った、一様試着室がある、ネットショップなのに変な設定。
入ってみると、注文したものはマネキンに着せられていた、袴なんぞ着たことは無かったが幸い(着る)と入力すれば済んだ。
「うん、いいかな…。あれ?チョーカー赤になってる…まぁ、いいかな。」
思えばチョーカーの色は選択してはいないような気がしたし、全て真っ黒だったら逆に変だろうか。
『どうでしょうか?まぁ、よくお似合いです。』
お世辞だろうがそう言われて悪い気はしない、何も着ていないよりましかな。
これにしようと思い会計を済ませようとする。
『お客様は、アンダーワールドに来たばかりですので、お代は結構ですよ。』
え?マジですか!初めて入ったのが服屋でよかった…。
「ありがとうございます。服が要るような事があれば、また寄らせて頂きますね。」
私は外へ出た、先程は余り周りを見ていなかったが、私よりも凄いアカウントが沢山いた、皆綺麗な顔をしていた、そんなことはどうでもいい私は、ぶらぶらと歩いていた。
「武器屋あるんだな、入ってみるか。」
ガチャッ
おぉ、禍々しいな…剣とか色々あるがどれもくすんで見える。
どれがいいかな?
『お客さん、武器をお探しかな?』
武器屋らしく無い細身の小柄な男性が奥から出てきた。
「はい、なんかいいのありますかね?」
武器のタイプはほとんど知らないため、店員に任せようと思った。
『そうですねぇ、こちらなんかいかがでしょうか?』
そう言って店員が指差した物は、真っ赤な刀身の二本の刀だった。
柄の部分には十字架がシンプルに刻み込まれていた、私好みの刀であった。
「これでいいです、おいくらでしょうか?」
早速買おうと思い、代金を聞く。
すると…
『いえ、お代はいりません、この店はもうすぐ閉店なので、貰い手が見つかった物は差し上げているんです。』
なんと、武器まで無料になってしまった、何だかタダで貰うのも嫌なので、一万ギロル払って行った。
ギロルとは、アンダーワールド内の仮想通貨である。
取り敢えず腰に刀を差し込み、街を歩いてみる、歩くたびに鈴がチリンチリンっと小気味良い音を出す。
ん?掲示板か⁈何の掲示がされているのだろうか。
興味があるため覗いてみる、大体はクエストなる物の掲示だった。
イマイチ興味が沸くクエストもないため、また街を探索した。
職業変更屋…そう言や私の職業はなんだろうか?
入ってみた、自分で選べるらしい。
剣士・ガンマン・遊び人・店員・警察・旅芸人・魔導士…
ううう、多いな…魔導士になろうかな、魔導士を選択し、千ギロル払う。
「初めて来たからよくわかんないけど、取り敢えず今日は、ここまでにして、明日またやろう。あ、その前にカプセル買わなきゃね。」
だいぶ前に開発された物のなので、今は値段もかなり下がっている、今まで頑張って貯めたお金で足りるはずなので明日買おうと決めた。