バタン

そこには、篠原さんのグループの女子たち4人がいた。

「何?」

『その左手の指輪だけどさぁ、涼介くんと同じだよねぇ?付き合ってもないのにそぉゆぅのキモいから。』



はぁぁぁぁぁあっ!?!?!?



なんでそんなことあんたに口だしされなきゃいけないわけ!?


でも、私と涼介が付き合ってることは秘密だから…


『涼介くんが可哀相ぢゃん?さっさと外してよ』


「んなこと言われる筋合いないし。用はそれだけ?それだけならもう戻るから」


私はいろいろと文句を言い続けている4人を無視して教室に戻った。



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