「おいおい、大丈夫か?」

「は、はい…いててて」

「お前、部活動のランニングの時もよく転ぶよな?そんなに転びたいのか?」

「転びたくて転んでません!」


こいつをからかうのが、俺の楽しみの一つ。
美雨が入部してからというもの、俺は部活に行くのがたのしくなった。