ドタドタ

「悠っ!?」

すごい勢いで部屋に入ってきた合田は、俺の顔を見たとたん、安心したようだった。

「……良かった…、もう身体は大丈夫?」

「…あぁ、なんとか」

「…あ!し、シチュー…ちゃんと食べれる?」

「…おにぎりよりはマシだな」

「そっ、そっか…」



「嘘」

「え?」

「美味い」

「……!」



「良かったぁ」

「…//」

なんだこれ…

こいつの笑顔が…あまりにも可愛く見えて

…頭がクラクラする…

「お前さぁ…」

「?」

「……っ、あぁーっもう」

「どうしたの…悠」

「俺はもう大丈夫だから…もう帰れ」

「えっ、でも…」

「でもじゃねぇ!犬はさっさと帰れ!」

「…うん、分かった」