(悠side)

「……っ…」

今何時だ…?

時計の針は4時を指していた。

まだ身体が重い。

身体を起こすと、俺のベッドのそばでうずくまる影が目に入った。

「…!?なんで合田が…」

辺りを見渡して、なんとなく状況が読み込めた。

看病してくれてたのか…

スースー

寝息を立てて、起きる気配はない。

俺は合田の肩に毛布をかけた。

……こいつ、眼鏡外したのか

……髪も短くなった。


“変わりたいよっ!”


こいつなりに…頑張ってんだな。

俺は合田を起こさないように、一階に降りた。