教室に入ってきた人たちがみんな、目をまん丸に見開いて私の顔を見る。

「合田さん!?」

「鈴ちゃん、どうしたの!?」

涼介くんも驚いたように私の顔を覗き込んだ。

遅いなぁ…悠。

いつもならとっくに登校してる時間なのに…