コンコン

「…悠?お風呂、上がったよ?」

「あぁ…」

悠の部屋に入ると、悠は机に向かって勉強していた。

悠の部屋もきちんと整理されていて、綺麗な部屋だった。

「さっきはごめんね」

「……」

「…あんなにあったかくて美味しいご飯を…誰かと一緒に食べるなんて…私っ、初めてで…」

「……」

「すっごく嬉しかった。」


「ありがとう」


「いいよ、別に」

今日の悠は、熱でもあるみたいに、優しかった。