「ずいぶん楽しそうだったじゃん?」

帰り道、涼介がニヤニヤした顔を俺に向けてきた。

「…?委員会が?楽しいわけねぇだろ?」

「はあ…お前が鈍いの忘れてたわ」

「はぁ?お前何言って………」

「?どうした、悠?」

前方のコンビニの駐車場で、多分他校の男子数人とうちの制服の女子がなにやら騒いでいた。

「ねぇ、彼女かわいいじゃん。俺らと遊ばね?」

「いえ…私はっ」

あいつ…

「あれ、うちの制服じゃん…あんな子いたっけ…っておい!悠!」