「2名様ですね、ご案内いたします」

私は、いつの間にかホテルの中のレストランの前に立っていた。

「あの…どういう」

「1時間半、ケーキ食べ放題、1500円で!こんなチャンス滅多にないだろ」

「おぉ…すごい」

宇佐美くんはそう言い放つと戦場(ケーキの並ぶ棚)に向かって走って行った。

何が起こってるんだろ…

「おい、なにぼぉっとしてんだ。早くしないとなくなるぞ」

「え…私もいいんですか」

「当たり前だろ、バカ。もととらねぇと意味ねぇだろ」

「は、はい!」

なんだかよくわかんないけど…

甘い物好きの私としてはすごく嬉しいです!