「愛してる」


悠の低い優しい声が、頭の中でこだまする。


ドキンドキンっ


「耳真っ赤だし、その癖どうにかしろよ」


「す、好きでなってるわけじゃないもん…」





「私も」


「愛してる」



「あっそ…」