悠の部屋に行くと、今日は悠はテレビを見ていた。

「お風呂…上がったよ?」


「あぁ…」


悠の部屋の窓からもやっぱり、綺麗な星が見えて


窓を開けると、冷たい風が入ってきた。


「寒っ…」

「風邪ひくぞ」

悠の手が後ろから伸びてきて、窓を閉めてしまう。

「あはは、前にもこんなことあったね」


「じゃあ、こういうこともあった?」


悠は私の耳に話しかけると、後ろからまた抱きしめた。


「あった……けど//」


悠の匂いがより一層強くなる。


悠の腕の中はすごい落ち着く。


心臓は破裂しそうになるけど


今は冬なのに、あったかい陽だまりみたいで居心地がいい。