「全然違わねぇよ…俺は」



「今、お前にキスしたくて仕方ない。」


「なっ…//」


こんな至近距離でそんなこと言わないで!


悠の吐息がフッと耳にかかる。


ビクンっ


くすぐったいっ…私、耳はダメなのに…


「そうやって、いちいち耳まで真っ赤にするところとか…」


「か、可愛すぎるから…」


ドキンっ


顔を真っ赤にして、何言わせんだよってこっちを睨みつけるけど、全然怖くなくて


むしろ悠のほうが可愛いって思ってしまった。


今なら分かる。


きっと悠と私は同んなじ好きなんだなって…