……っ!?


ドンっ


私は悠を突き離した。



「…どうして遊びでこんなことできるの…?」


ポロポロ

悔しい。


遊びでこんなことができる悠が


少しでもドキッとした自分が…


「……これが遊びに見えんのかよ」


「へ…?」


その時、私の視界に映った悠の顔は


赤かった。


夕日のせい…?

それとも…


「好きだよ、合田」


「……え?」