楽しい文化祭のはずだったのに

心の真ん中にポッカリ穴があいたみたいで

景色がくすんで見えた。


「……はぁ」

「どうしたの鈴ちゃん、やっぱり何かあったんじゃ…」

「う、ううん!なんでもない!」

私がこんな顔してちゃ、2人にも申し訳ない。

このことはもう…考えないようにしよう。