絶対今顔赤いし…

もう嫌だ…


「……うわぉ…、鈴ちゃんって何着ても似合うよなぁ…」

「…//」

「お前もそう思うだろ?悠」

涼介くん…!

悠には話ふらないで…


「あぁ……いいんじゃね?」


「……」

「なんだよ、お前ーその適当な返事」


“犬は何着ても一緒だろ”

なんでだろ…

褒められたはずなのに…

この前の言葉のほうが嬉しかった…


ポロリ


涙がこぼれ落ちる音がした。


「鈴…「ご、ごめん…私、トイレっ」

自分でやったことなのに…

悠の言葉が寂しくてしょうがなかった。


こうやって他人になっていくのかな…