凜咲side

えぇぇぇ!?な、なに!?

先輩が見えて通り過ぎようとしたら急に腕

掴まれて「凜咲借りてくぞ」ってなに!?

私は混乱している頭を必死に働かせて状況

を判断しようとするが、パニック状態で頭

が回らない

どこに行くの?と思っていたらついたのは

屋上だった…

腕をはなされ、しばらく沈黙が続いた…

なにか、話さなきゃ…この空気に押し潰され

そう…

そのとき、授業を始めるチャイムが鳴った

凜咲:「あ、あの授業が…」

海:「…。」

む、無視ですか…

私がうつむくと…

海:「わかんねーよ…」

え?