話を終えて真理と部屋に向かっていると女

の子たちの声が聞こえてきた…

女子1:「ねぇ、ちょっといい?」

真理:「なんですか?」

女子1:「なんで、あんた達が花野くんと秋山

くんと同じ班なわけ?」

女子2:「そーよ!どんな手使ったの?」

凜咲:「何もしてないです。海先輩は私が

誘いましたけど、智くんは自分から来まし

たよ…」

女子1:「はぁ?嘘つくんじゃないわよ…無理

矢理でしょ?じゃなかったら、花野くんは

好きな子いるのにあんたらが相手にられる

わけ無いじゃん」

リーダーらしき女子の先輩がバカにしたよ

うに鼻で笑う…

え…先輩好きな人居るんだ…でも、この先輩

達の作り話かもしれない…

真理:「はぁ?あんたら見てもないくせによ

く言うわ…そんなに一緒の班になりたいなら

誘えばよかったじゃない!どんな手使った

だの影でコソコソしてないで、本人に『一

緒の班になってください』って言えばいい

じゃん!」

女子の先輩たちはばつが悪そうに渋い顔を

した…