え…?探しに?どうして?

凜咲:「ごめんね、怪我しちゃって今から病

院行ってくる」

真理:『はぁ!?病院行くほどの怪我ってど

んなのよ!?』

うっ…そりゃそうなるか…

凜咲:「大丈夫だよ!大した怪我じゃない

し…ちょっとだけ血が出たから、一応

びょ……」

ーーパシッ

え?あれ?携帯が…ない?

海:「海だけど…」

え!?

凜咲:「な、何やってんの!?先輩!」

真理:『ちょっと何よ…私凜咲と話してるん

だけど…変わって!』

海:「凜咲、木の根に引っかかってこけて足

結構切ったんだよ。」

あぁ!?ホントのこと言っちゃだめ!

凜咲:「ちょ、ちょっと!いいよそんなこと

言わなくても。」

「はぁ!?」と電話の向こうから真理の声

聞こえてきた。

真理:『凜咲!あんたなに嘘ついてんの

よ!?それたいした怪我じゃない!』

それから5分間私は真理に説教されました…