な、なんか、怖い………

凜咲:「ご、ごめんなさい…」

海:「ったく!無理すんな立てねーだろ?」

凜咲:「た、たぶん…」

おぉう、泣きそーだ…どーして怒ってんの?

分かんない…怖いな…

海:「はぁ、ほら。」

そう言って先輩は手を出してきた…

?どうしたんだろ、手なんか出して…

私の気持ちを察したのか、先輩は長いため

息をついて…私に近づいてきた。

ーーグイッ、フワッ

え?う、浮いてる!?てゆーか、こ、これ

は、お姫様だっこ!?

凜咲:「ちょっ、あの、下ろして!重いか

ら!ほんとに!一人で大丈夫だよ!」

私が暴れると先輩は

海:「ちっ、暴れんなって!重てぇーんだか

ら。落とすぞ!」

凜咲:「え…」

おぅ、この高さから落ちたら腰が…私が暴れ

るのをやめると…てか、「重てぇーんだか

ら。」って…勝手にやったのそっちなのに…

海:「お前はじっとしてればいいんだよ。」