え?なんでみんな知ってんの?

真理:「ごめん凜咲…口滑らしちゃった…」

真理さん…それまじっすか…うわぁぁ恥ずか

しい!

凜咲:「うぅ…いいよ。さっき私も口滑らし

ちゃったし…」

海:「じゃあ、本人の許可も降りたし!よろ

しくね!班長さん☆」

先生:「おーい!花野の班は班長だれだ?み

んなもう取りに来て写生会行ったぞ!」

え!?

凜咲:「すみません!今行きます!」

私は先生のところに走った…

うおぉ、重い…写生会ってバインダーとかだ

けじゃ無いんだった…

鉛筆、消しゴム、パレット、アクリルガッ

シュ、水桶、紙…

凜咲:「やっぱり、四人分は重いなー。真理

に手伝ってもらえばよかった……っ、きゃ

あ!」

ーーガシャン!

あぁぁぁ!やっちゃった…もー、なんでこん

な所に木の根出てんの!?

凜咲:「はぁ、まぁ怒ってもしょうがな

い…立と…っ、」

立とうとしたら足に激痛が走った…

凜咲:「痛ったぁ、なに?」

足を見下ろすと…「うわぁ」木の根のはへん

で足が切れたらしい…

凜咲:「あらーこれは、痛いわー…こんなに

血が出てる…触っても大丈夫かな?(ワクワク」

あ、私は変人ではありませんよ(ニコ

その時風が吹いて土が傷についた

凜咲:「ったー!?泣ける!これ泣ける!」

どーしよ…みんな待ってるのに…立と

う!…大丈夫、大丈夫。もう一回!立て

る!よゆーよゆー!

「ばか!」

え?誰?振り返るとそこには…

凜咲:「え!?せ、先輩!?どうしてここ

に!?」

海:「どうしてじゃねーよ!遅ぇーから見に

来てやったらなにしてんだよ!そんな怪我

で立てるか!?」

え…なんか先輩、口調が…荒いといいます

か…