人の目を
気にしてないフリをして

ほんとはね

誰よりも
気にしてた。



誰よりも自由。
無頓着。

そんな風に
振る舞ってた



でも

ほんとはね

誰よりも
不自由だった。

周りの声に
反応に

いつのまにか
しばられてた。



この街を
離れたかったのは

夢をかなえるためでも
自立するためでもなくて…


ほんとは
単純に

誰も
あたしのことを知らない
そんな場所を求めてたから。

そうだったのかもしれない。